2008年03月10日

FXに通ずる格言

相場に関するおもしろい格言をみつけました。どれも、人間の深層心理をついている格言なので、肝に銘じておく必要があります。

『人の行く裏に道あり花の山』
人が多く行く場所の裏側には、意外な花見の場所があるというように、他人と同じ考えで取引をしていては、利益を得にくいということです。
バブル期の風潮に乗って株を買ってしまっては、バブル崩壊で大損してしまうが、逆に誰がこんな時期に株を買うんだというような景気低迷時に株を買って、その後の株高で大きく利益を得るというような状況ですね。

『もうはまだなり、まだはもうなり』
売買のタイミングの難しさを説いています。
「もうこれ以上高値にはならずに下げに転じるだろう」と思っているとさらに高値を更新したり、「ここが底値だろう」と思っていたらさらに下回ったりということはよくあります。「もう〜だろう」と思った時は安易に動かずに冷静になりましょうということです。

『下手な難平(ナンピン)大怪我のもと』
難平とは、買いの場合、損を取り戻すために下げたところで買い増しし、平均取引価格を下げることをいいます。しかし難平は、相場が反転しない限り、蟻地獄のように深みにはまってしまう危険性があるのです。
あまり熱くなって入れ込み過ぎると、大損をしてしまうかもしれないという注意なのです。



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2008年03月07日

FX質への逃避

インドなどの振興経済国の株が急落したときに、米ドルが買われる動きがありました。この米ドル買いは、リスク回避を目的としたドル買いの動きもあったようです。このような動きを質への逃避といいます。
質への逃避は、金融市場が混乱して先行きに不透明感が大きくなった場合に、投資家がリスクを避けてより安全で換金性の高い投資を行おうとすることなのです。
当時、日米欧そろって利上げ観測が広がり「資金が収縮するかもしれない」との思惑から、中南米やアジアの新興国などに分散されていた資金を一旦米ドルに換える動きが強まったのです。
その一方、中間決算期末を控えた米系ファンドなどのレパトリ(本国送金)に伴うドル買いが入っていたこともドルを支える要因となっていたようです。

一連の流れからわかるように、ドルの上昇は以下のような流れで起きたと考えることができます。
 日米欧における利上げ継続観測
   ↓
 株式・商品相場の急落
   ↓
 投資家による株式・商品市場からの資金引き上げ
 米系ファンドのレパトリ
   ↓
 ドル買い

このように金融市場では一見別々の事象に見えることでも、相互に影響し合い、大きな流れを作るということがあるのです。ただ、この流れは永続的なものではありません。
決算期などの一定期間を過ぎれば終息します。他にも人民元改革や地政学的リスクなど、グローバルで多様な動きへの目配りも忘れてはいけません。

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posted by cat at 22:24| パリ ☁| 通貨選び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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